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キッカーの不定期更新日記 (四季来々トップへはカレンダー下のリンクから戻れます)
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1日時間が空いてるとアホみたいなペースで本が読めますね。
今回はチラチラタイトルは見ていたものの、なかなか手が出なかった本をチョイス。

GOTH リストカット事件
(乙一、角川書店、2002年7月3日、品切れ重版未定)

乙一の著書は以前、ジョジョのノベライズで読んでいるんですが。
ノベライズはマンガの原作ありきのものなので、これが実質初めて読んだ著書と言えるのかも。

あらすじ。
主人公は表面上どこにでもいるような平凡な高校生ですが、その内面は殺人犯に共感するような特殊な心情の持ち主。
似たような嗜好を持つクラスメイトの森野とともに、近辺で起きた異常犯罪に接近していく。

重厚で濃厚で文字通りゴシックな風合いが漂う文章で、惹き込まれました。
書き方自体はわりと淡々としているのに、世界観というか主人公の感じる視覚聴覚や行動理念がシンクロしたみたいに入ってくるんですよね。
この書き味は多分私が一番ハマるタイプの書き味です。

ミステリー要素については、叙述トリックが使われるのでなかなか油断できないところがありました。
短編集形式でいくつも事件があるので、読み進めていってこの人は叙述トリックを使うなと理解した上で読むんですが、それでも最後の最後はやられましたね。
叙述トリック自体はあまり好きではなかったんですが、これくらいカッチリとはまると気持ちいいです。

夏休みはまだ1ヶ月、まだまだ本が読めます。
今日はここまで、あでゅ~。

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たまたま読む機会があって、初めて「涼宮ハルヒ」を読んだんですが。
思っていた以上に情報量が多くて、そしておもしろかったです。
キャラがいいよね、分かりきったことですが。
かわいい女性陣もさることながら、地味に古泉が一番しっくりきます。
これ系の男子は私のツボなのかも。

内容で目をひくのは、雑学の多さ。
盂蘭盆会とかユーレカとかサロメとか、ちょっとしたところで様々なジャンルの雑学が出てきてすげえなこの人って思います。
かくいう私も雑学を仕入れるのは好きなタチなので、読みながらいくつかは「それねw知ってるwはいはいw」って楽しみましたけど。
そういう意味では、雑学知識豊富な人の方が楽しめるものなのかも。

雑学の情報量が多い分、本筋の内容は相対的に薄くなっていますが。
もともとがハルヒらの日常のわんちゃらを楽しむもんですし、読んだ後思い返して「そういえば薄かったかな」って思う程度なので、読んでる最中はただおもしろく読めました。

夏休みのうちにいくつか有名な小説は押さえておきたいなと思いつつ。
今日はここまで、あでゅ~。

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祖父母宅へ帰省中、いろいろ本を読みました。
基本的に本は図書館で借りてますが、その本棚でひたすら目を引いたこの本。
以前目について手に取り、出だしでなんじゃこりゃーと驚愕し困惑しつつもそのときは棚に戻し、そして今回再び手にとって借りてしまった本書。
異様でした。

九十九十九 ツクモジュウク
(舞城王太郎、講談社、2003/4/5第一刷、1500円+税)

ひと目見て、タイトルに目を奪われます。
九十九十九とは、この小説の主人公の名前です。
しかもツクモ・ジュウクでなく、ツクモジュウクという下の名前だったりするからことさらに異様です。
しかも彼はあまりに美しく生まれてしまったため、その素顔を見た人は失神してしまうんだとか。

主人公が異様なら、物語も異様です。
九十九十九は探偵神であり、作中でも事件を推理し解決していくんですが、とても推理小説なんてワクの中に収まるもんじゃありません。
リンク先の説明にメタ探偵とありますが、何がメタかって今まで読んでた話が次の話では作中作になったりしてしまうんです。
何がホントで何がウソか、分からないままひたすら語り口にしがみつく、そんな感じでした。

おもしろかったのかどうかさえよく分からない作品でしたが、最初から最後まで心奪われて読んだのは事実です。
どこかで見かけたら手にとって、最初の数ページだけ読んで、いけると思ったら、最後まで読破してみてください。
今日はここまで、あでゅ~。

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このごろどーーも小説を書くモチベーションがよくなくて、何が原因かなーと思ってたら気づいた。

春休み入ってからまだ図書館行ってねえじゃん。

ネットのAA入り小説とフリーゲームだけじゃあ、そりゃあ想像力も創造力もガンガン落ちていきます。
そして図書館に向かい、またしても電撃的出会い。

サイファイ・ムーン
(梅原克文、集英社、2001年9月26日初版、1600円+税)

驚異の漢方薬の謎を垣間見るランナー、かぎろいに翻弄されるディレクター、特殊能力を身につけたボクサー、それぞれの運命が交錯するとき……。月にまつわるサイファイ・ホラーの傑作中短編集!
(出版社紹介より)

「サイファイ」というジャンルを目指して作られた小説。
作者の話を要約すると、サイファイとは大衆娯楽的なSF、現実的な設定から始まって徐々に非現実に引き込んでゆく、といった感じのものだそうで。
ジュラシック・パークやターミネーターなんかが、その一例みたいです。
私なりの解釈では、SFとサイファイの違いは異世界ファンタジーと学園ファンタジーの違いみたいなもんかな、と思っております。

さて内容。
中短編集ですが、全5編のうち最初の4編はすべて月がテーマとなっています。
月齢が人間の精神に影響を与えるという「バイオタイド理論」にもとづき、上の紹介のような主人公たちが未知の世界に踏み込んでいきます。

この小説のいいところは、とにかく展開が速い!
スピーディーに物語が進み、飽きることなくがつがつと読み進めることができました。
バイオタイド理論をはじめとした各種雑学がおもしろく、その雑学をうまく物語にからめていて完成度の高い中短編ができあがっています。
そして第4編では、それまでの3編の物語がズバッとリンクします。
個人的には「リンクする」だけですべての物語の決着ってわけじゃないのが不満ではありますが、とにかく引き込んでくれるその物語は最高評価です。

Ibをおもしろいと思う人なら、絶対におもしろいと思えるであろう作品。
前々からIbのジャンルがSFでいいのか悩んでたんですが、これを読むとIbも「サイファイ」がしっくりきそうです。
今日はここまで、あでゅ~。

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バルーンアートのレパートリーが地味に増えつつあります。
でも犬以外は我流だったりするんですけどね。
小説レビュー。

キマイラ 1 幻獣少年・朧変
(夢枕獏、朝日ソノラマ、2000年12月5日第1刷、1700円+税)

夢枕獏氏の描く、大長編冒険小説の愛蔵版第1巻。
20年以上も前に執筆された作品ですが、この新鮮さ・おもしろさは飛びぬけています。
キマイラと呼ばれる未知の存在を体内に持つ二人の少年・大鳳吼と久鬼麗一を中心に、冒険・格闘・青春といった物語が繰り広げられます。
夢枕氏は小説界で一番格闘を書いている人と言われますが、この格闘描写を読めばそれも納得です。
登場キャラの中では九十九三蔵が好き。巨漢バンザイ。

レビューがちょっと短いですが、とにかく読んでみなければ分からないおもしろさだと思います。
作者自身も、あとがきで「この作品は絶対におもしろい」と明言するほどの作品ですから。
今日はここまで、あでゅ~。

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