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キッカーの不定期更新日記 (四季来々トップへはカレンダー下のリンクから戻れます)
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薬剤師ライフ&一人暮らしライフ、満喫しております。
このたびB級映画を観ようと思い、ゲオにいって探していたところ。
見つけてしまいました、おもしろい映画。

電人ザボーガー

70年代に放送されていた特撮をリメイクしたもののようです。
主演は古原靖久(第1部・青年編)、板尾創路(第2部・熟年編)。
テレビ放送当時の内容をギュッと凝縮して青年編としつつオリジナル展開を加え、熟年編へとつなげているようです。

もうね、すさまじいです。
よくぞここまで全編にわたってツッコミどころを用意できたなと。
予想のはるか斜め上に上昇してきりもみ回転しながら地平の彼方へ飛んでいき、燦然四散ののち小林幸子ロボが君臨するようなぶっ飛び具合でした。
古い特撮にありがちなツッコミどころを一滴残さず濃縮した上に、さらに上からツッコミどころをトッピングしたみたいです。
そのくせアクションは普通にカッコイイからタチが悪い!おもしろすぎる!
いろんな意味で「バカじゃねえの」って言いたくなる映画、だがそれがいい。

この手のネタ映画やB級映画、どうやら奥が深そうです。
まだまだ探せばいいのありそう……!
今日はここまで、あでゅ~。

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今日はひとつマンガをレビュー。

ニッケルオデオン 赤(IKKI COMICS)

8Pの短編マンガが連続する作品。
各作品はある程度(全部?)世界観がつながっており、前の作品の登場人物のその後が出てきたりします。
設定はわりと自由奔放、唐突過ぎる設定がぽーんと出てくるけど、なんせ8Pしかないのでツッコむ間もなく展開していきます。
死にネタも同性愛ネタもばんばか。
そういった荒唐無稽な設定が、平然と流れていく雰囲気、その辺が好きでした。
多少人を選ぶネタはあるものの、短編集で読みやすいのでオススメ。

今日はここまで、あでゅ~。

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今日は小説の紹介ー。
私の大好きな和風ファンタジーものでござい。

伏 贋作・里見八犬伝
(桜庭一樹、文藝春秋、2012年9月25日第2刷、667円+税)

時は江戸時代。
伏と呼ばれる若者による凶悪事件が頻発し、その首に幕府は懸賞金をかけた。
伏とは──人にして犬、体も心も獣のよう。ひどく残酷な面があり人々から恐れられる一方で、犬の血なのか驚くほど人懐っこいところもあるという。
ちっちゃな女の子だが腕利きの猟師、浜路は浪人の兄に誘われ、伏を狩りに山から江戸へやってきた。獣の臭いに敏感な浜路はすぐさま伏に気づき追いつめる。
そんな浜路のまわりをうろつく瓦版の読売、冥土から、浜路は伏にまつわる世にも不思議な物語を聞く。そして冥土に誘われた場所で、一匹の伏をみつけた浜路。追いかけるうちに、伏とともに江戸の秘密の地下道へと落っこちる。真っ暗闇の中で、狩るものと狩られるものによる特別なひとときがおとずれた――。

(上記サイトのあらすじより)

タイトルから分かる通り、滝沢馬琴の南総里見八犬伝をベースにしたお話です。
江戸の町に潜む人と犬の混血である伏と、それを狩る猟師の娘・浜路との邂逅。
そして伏出生の秘密を記した小説「贋作・里見八犬伝」が作中作として語られ、物語は厚みを帯びていきます。
紡がれる世界は美しく、幻想的でした。
文章そのものに重厚感はないものの、逆にいえば読みやすい文体で深い世界を味わうことができます。
アニメチックな雰囲気は、実際にアニメ映画にもなっています。

和風ファンタジー好きとして推したい一作。
今日はここまで、あでゅ~。

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