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私は小説書きなので世の小説はすべてライバルと思っていてうっかりすると毒舌辛口レビューになるので気をつけなければなりません。
そんな中で今日の小説は今までで最高得点と思われます。

仮想の騎士
(新潮社、2000年12月20日、1400円+税)
参照リンク
十八世紀、ロココ時代の浮かれたフランス宮廷を舞台に、
女装の青年騎士デオンの活躍を描く、
あざやかで、きらびやかで、怪しい歴史小説。
第12回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作
(以上、オビより抜粋)

この小説を読めるかどうかの基準は「イタリア人が関西弁を話すことを許せるかどうか」です。
これに引っかかる人でなければきっと楽しめるでしょう。
私の感想は、デオン萌え。
女帝エリザヴェーダとのやり取りは美貌+真面目さ=不運という公式が成り立つようで大好きです。
それよりも前に出てくる「何言ってるんだ!」とか「糞坊主ー!」とかももう最高で。
それに、もう1人の主人公ともいえるジャック・カサノヴァもまたいいキャラです。
イタリア訛りを関西弁で表現したのは大正解だと思います。
とにかくキャラが濃いーです。
それでいて史実に忠実なので、読んでいて非常に勉強になります。
終盤戦はやや重い展開になりますが、全体的には軽快でとても楽しいです。
雰囲気がテンミリオン小説に似ているので、テンミリユーザーにもおすすめです。
優雅なティータイムのお供にどうぞ、噴き出しても責任持ちませんが(ぁ
今日はここまで、あでゅ~。

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昨日ちびまる子ちゃんを見てて思ったんですが、たまちゃん(≠タマちゃん)のキャラはさとりんに似てる気がします。
それはともかく、小説版バンブーブレード「合宿と呪いの竹刀」。
ネタバレ大放出でいくので、追記でじっくりと語ります。

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もうすぐ四季来々も1周年ですね。
この調子なら目標のアクセス数3000には到達できそうです。
1周年記念に新しい企画を始めようと思ってるのでどうぞよろしく。

さて、今日は小説のレビューでも書きましょうか。
希望があったミステリーです。

星降る楽園でおやすみ
(中央公論新社、2006年8月25日初版、1500円+税)
参照リンク
無認可保育室「アイリス」。
ここに2人組の男が籠城して、5人の子供を人質にとる。
身代金は1人500万円。
裕福な家庭ばかりですぐに金を差し出すと思っていたが、そこには深い闇が……。
という感じのミステリーです。
男たちの共犯が誰なのかを考えるのがメインの推理となります。
無理やりなトリックなどはなく、判断材料を探偵役だけが把握して読者に見せないというようなことはないので推理はしやすい環境です。
ただいろいろと出てくるミスリードがうまいので一筋縄ではいかないかもしれません。
暗い内容ではないので、一読の価値はあります。

今日はここまで、あでゅ~。

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