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キッカーの不定期更新日記 (四季来々トップへはカレンダー下のリンクから戻れます)
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高校生以下の方はもう夏休みなんてとっくに終わってますが、はたして読書感想文は書いたでしょうか。
私はもっと書いとけばよかったなあと思います。
田口ランディが、こんなにおもしろいとは。

旅人の心得
(角川書店、平成15年6月5日初版、1300円+税)
カテゴリは小説レビューですけど、エッセイです。
どうも私は小説よりエッセイの方が心打たれることが多いですね。
それも田口ランディしかり星野博美しかり女性のエッセイ。
男の小説書きである私と対極にあるからでしょうか。
どうも小説は自分の書き方と比べてどうだという視点で読んでしまうので素直に楽しめないんですよね。

さて内容。
あらすじを書こうにもエッセイですからあらすじなんてありません。
沖縄やらタスマニアやらバハ・カリフォルニアやらいろんなところを旅して、そこで感じたことを書いていくような感じです。
こうやって説明するとつまらなそうですけど、めっちゃおもしろいです。
何がおもしろいって、その語り口。
「バハ・カリフォルニア便り」のアザラシうんぬんの下りなんか、もう抱腹絶倒ってな感じです。
笑えるだけじゃなく、マジメなところは深く語りますし。
エッセイの精神論ってのは、小説と違って自分より大きなエネルギーを受けて書いている分素直に受け止められるんですよね。
小説の精神論はどうしても人間の中で完結する精神論なので、なかなかスッと受け入れられるものが少ないです。
私があんまり精神論を書かないのは、そういう関係があったり。
ともかく田口ランディ、必見です。

今日はここまで、あでゅ~。

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現在ネット環境のない場所にいますゆえ更新は小休止。
ケータイからブログだけ打っときます。

図書館で借りてジョジョ4部のノベライズを読みました。
タイトルは「The Book jojo's bizarre adventure 4th another day」。
荒木飛呂彦原作、著者は乙一。
4部終了後の杜王町を舞台とした、完全オリジナルストーリーです。
読後の感想は、億泰かっけー。
乙一さんの作風とジョジョ特有の深い戦略があいまって、最後まで楽しむことができました。
原作を知らなくても楽しめるよう配慮されているので、一度読んでみてはいかがでしょう。
ちなみに、本の装丁は作品中に出てくる「革表紙の本」を模してあるので、一見するとジョジョと気づかないかもしれません。

今日はここまで、あでゅ~。

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夏休みということで、スーパー読書タイムに突入しています。
まず読んでみたのが「キノの旅」
だいたいの内容は聞いてましたが全然読む機会がなかったんですよね。
そして読んでみると発見、文体が私のものと近い気がします。
描写の手順やちょっとした言葉遣いが似てるんですよね。
内容的にいっても、私と同じ方向にありそうな感じです。

ちなみに内容。
人間キノと喋る二輪車エルメスの旅というのはご存知の通り。
短い話がいくつかあって、時系列がバラバラなのが特徴です。
書き手や主人公サイドの主観はほとんど入らず、各小編で主となるキャラクターが概要をキノに語り、読者の思考をうながす形式です。
この書き方も今の私の書き方に似てるといっていいでしょう。
私の小説を楽しんでいただける方なら、この作品も楽しめるはずです。

この作品をひとつの目標として。
今日はここまで、あでゅ~。

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