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祖母宅に行ってる間にアクセス数がガンガン上がってたようですねぇ。
ボイドラ万歳です。
とりあえず今日は小説レビューですよ。

空想科学論争!
(扶桑社、2004年6月30日第1刷、600円+税)
参照リンク
『空想科学読本』で有名な柳田理科雄氏と、『空想歴史読本』で有名な円道祥之氏の対談がまとめられています。
内容は、「ゴジラが上陸してきたら、日本人は何をするべきか?」「ショッカーは、どうすれば世界征服を実現できるか?」etc、etc……。
理系の柳田氏と文系の円藤氏のコラボによって繰り出される科学的な結論は、空想科学を見事にけっちょんけっちょんのぎったんぎったんにしてくれます。
とにかく爆笑間違いなし! です。
柳田氏の本との出会いは確か小学校高学年のとき、それからずーっと心の奥に存在がちらついてました。
書店で見つけてほぼ条件反射で購入、そしてのっけから大爆笑。
声を出して笑えること間違いなし! です。
円藤氏の本はまだ読んだことがないので、この機会に読んでみたいと思います。
空想科学読本をまだ1度も読んだことがないという方、損してます。
キッカーが自信を持っておすすめします。

今日はここまで、あでゅ~。

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春休みはまた読書の嵐になりそうです。
レビュー。

そして彼女は拳を振るう
そして彼女は神になる
そして彼女は伝説へ…

(集英社、上から2003年10月31日・2004年5月29日・2004年12月20日第1刷、すべて762円+税)
ジャンプJブックス。
著者は松原真琴、イラストは小畑健。
中途半端な霊媒能力を持つ女子高生・園原八重が、元東大生でお笑い好きの高野美果、人気バンドのギタリストでボクシングが得意な田村十郎の二人の幽霊を引き連れて、いろいろドタバタするお話。
コメディタッチで笑えました。
幽霊もホラー要素はなく、軽いノリで楽しめます。
全体的にキャラ設定でストーリーができていく感じなので、私の目指す物語に近いかもしれません。
一作目を読んでそう思いました。
とにかくキャラが濃い、それが一番のポイントです。
ちょいちょい出てくる笑いどころもグッド、声が出ました。
シリアスパートはやや弱い印象を受けましたが、キャラとネタがそれを補って余りあります。
そのキャラの中でも個人的に気に入っているのは美果さん、八重、妹の七重。
あ、女性陣ばっかだ(笑
関連リンクは以下、ジャンプJブックスの公式サイトより。
そして彼女は拳を振るう
そして彼女は神になる
そして彼女は伝説へ…

今日はここまで、あでゅ~。

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小説ではないんですが、内容的にこのカテゴリーに入れておきます。

2008年1月19日付朝日新聞のコラム「男のひといき」にて、とても心惹かれた内容がありました。
このコラムはいつもはだいたい中年以上の男性の文章が載せられているのですが、この日の投稿者は9歳の少年でした。
そのタイトルは「じいちゃんのお通夜」。
12月に亡くした祖父、その様子について描写し、その様子を雨を見るたびに思い出すのかなと結んでいます。
物語慣れした人間からすれば、ストーリーはありふれたものです。
しかし、あるいはだからこそ、この少年の心を映した文章は、恐ろしいほど研ぎ澄まされています。
単純な文章なのに、それは本当に9歳の少年が書いたものかと思うほど深く引きずり込まれます。
身内の死、それもはたから見れば平凡な死が、少年にこれだけの感性を与えるのか。
私は打たれて、今キーボードを叩いています。
私が小説を書きますが、心の中に「ノンフィクションに勝るフィクションは存在しない」という思いがあります。
それがまさに、この文章でした。
私はこの文章に出会えたことに、心から感謝します。
そしてなお私は、小説を書き続けます。

今日はここまで、あでゅ~。

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