忍者ブログ
キッカーの不定期更新日記 (四季来々トップへはカレンダー下のリンクから戻れます)
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

雷牙「さて花澄、ボクらもそろそろ漫才デビューしていいころだと思うんだ」

花澄「最新の広辞苑には『そろそろ』の意味に『唐突に』とでも書かれているのかしら」

雷牙「花澄がツッコミでボケは理依渡ね」

花澄「あんたはやらんのかい」

雷牙「コンビ名は分かりやすく『ギャラは雷牙が独り占め』でどうかな」

花澄「まあなんて分かりやすい。
   分かりやすすぎて殺意がわいてくるわ」

雷牙「さあ花澄、がんばって稼ぐんだ。
   稼いだらふりかけ海苔くらいおごってやるよ」

花澄「あんたが広辞苑の血糊になれ(ゴスッ)」

雷牙「ぐはっ……花澄、最新の広辞苑には、打撃具としての……用途が……ある、の……ガクリ」

理依渡「にゃあ」

=====

私は最新の広辞苑を買ってません。
今日はここまで、あでゅ~。

拍手[0回]

PR
雷牙「大変だ花澄!
   部室がノラ猫の集団に荒らされた!」

花澄「知らないわよそんなこと。
   あたしは『つながりまゆげ研究会』とはなんの縁もないし、そもそも大学が違うし」

雷牙「本当に一大事なんだってば!
   部室の備品がいろいろ盗まれたんだよ!」

花澄「例えばどんなもんよ」

雷牙「ジョナサンの髪染めセットとか!」

花澄「知るかい」

雷牙「大変だ……この町は今に金髪の不良猫であふれ返るぞ!」

花澄「ありえないから」

雷牙「それにみんなの○ンテンドーDSもごっそりだ!」

花澄「部室に置いとくな」

雷牙「きっと猫たちはみんなで集まって○ンテンドッグスで遊ぶんだ……」

花澄「どんな状況よ、ちょっと見てみたいじゃないの」

雷牙「花澄!
   盗られたものを探すの、手伝ってくれ!」

花澄「なんであたしが」

雷牙「部室に置きっぱなしにしてた最高級八つ橋引換券も盗られた!」

花澄「うおおおっノラ猫風情がああああっ!!
   あたしの八つ橋返せええええっ!!」


理依渡「にゃあ」

=====

ネタがないときの小ネタプライム。
やっぱりこの2人はギャグ向きな気がします。
今日はここまで、あでゅ~。

拍手[0回]

雷牙「花澄、ボク最近疑問に思うことがあるんだ。
   というか作者が最近疑問に思ってることがあるんだ」

花澄「何よ」

雷牙「自転車を押すときさ、花澄は右と左どっちで押す?」

花澄「え、右と左?
   えーっと……自転車の左側について押してるけど?」

雷牙「やっぱそうだよね!
   あれさ、なんでみんな左側ばっかなんだろ?
   右側についたって別にいいと思わない?」

花澄「知らないわよそんなこと。
   そう思うんなら右でやってみればいいじゃないのよ」

雷牙「というわけで、やってみました」

花澄「ああ、そう。
   そんで結果は?」

雷牙「歩道と車道の段差で足を踏み外して捻挫した」

花澄「アホ」

理依渡「にゃあ」

========

ネタがなかったので書きました。
あれは右でやるとなんかやりにくいんですよね、なんでだろ。
あ、ちなみにキッカーは捻挫してないですからね。
今日はここまで、あでゅ~。

拍手[0回]

「赤い砂?」

オウム返しに青年は尋ねた。
優莉亜はうなずいて答えた。

「そうです。
赤い砂です」

青年はそれから、赤い砂探しを手伝った。
青年は拓海と名乗った。
拓海は毎日砂浜に来た。
砂浜に来て、いつも砂浜にいる優莉亜を手伝った。
二人でいる間、優莉亜は笑った。
しかし一人になると、優莉亜はひたすらに寂しかった。
寂しくて、朝早くから夜遅くまで砂を探し続けた。
拓海が赤い砂を見つけると、優莉亜は陽介を思い出して首を振った。

「これは私の探している砂ではありません」



拓海と出会ってから七日目の夜だった。
赤い砂を探していた優莉亜の指が、ふと砂をつかめなくなった。
優莉亜は目を閉じた。
優莉亜の体が、ゆっくりと変化した。
優莉亜は砂になった。
鮮やかに光る、ひとつぶの赤い砂になった。
赤い砂はぽとりと落ちて、ほかの赤い砂と見分けがつかなくなった。
優莉亜は幸せだった。
ただひとつ気がかりだったのは、陽介がどこにいるか分からないことだった。

日が昇って、拓海が砂浜にやって来る。
その拓海に、誰か女性が声をかける。
その女性にも、また別の男性が声をかける。
百年が、千年が、長い年月がそうやって過ぎていく。
やがてこの砂浜は、赤く染まる。
そうしてこの砂浜が、赤い砂浜と呼ばれるまで。

私たちは、ここにいる。

(完)

拍手[0回]

陽介がいなかった。
出会ってから、七日後のことだった。
優莉亜はぼう然と砂浜に立ちつくした。
それから、誰もいない砂浜に呼びかけた。

「陽介さん?」

返事はなかった。
ただ、波音だけが響いた。
優莉亜はもう一度呼びかけた。

「陽介さん」

優莉亜の声は、波音にかき消された。
優莉亜はふらふらと砂にかがんだ。
波音のほかは、ただ静かだった。
優莉亜のほおを涙が伝った。
優莉亜は指先に砂をすくった。
流れる砂の中に、赤い砂はなかった。
優莉亜は涙を拭いた。
それから黙々と、赤い砂を探した。
消え入りそうになりながら、優莉亜は砂を探し続けた。

それからしばらくして、優莉亜の耳に声が届いた。

「あの」

優莉亜は顔を上げた。
陽介ではない、日焼けした肌の青年がそこにいた。
優莉亜の顔を見て、青年は続けた。

「あの、何か探してるんですか」

優莉亜は青年を見つめた。
それから視線を指先に戻して、静かに言った。

「赤い砂を、探しているんです」

拍手[0回]

フリーエリア

カレンダー
05 2020/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
キッカー
年齢:
32
HP:
性別:
男性
誕生日:
1988/04/09
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]