キッカーの不定期更新日記
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花澄
「彩乃ちゃん?」
彩乃
「あたし、花澄に迷惑かけてばっかりなのに……
なんで、花澄……あたしにそんな、優しくしてくれるの……?」ぽろ…ぽろ…
花澄
「……まあ、友達だからね」にこっ
彩乃
「!?」ぎゅっ
花澄
「大事な友達だから、むやみな扱いはできないよ。
親に迷惑をかけるのを肯定したりはしないけど、反抗期は誰にでもあることだもん。
彩乃ちゃんが苦しんでるときは、あたしはいつでも支えになるよ」なでなで
彩乃
「……それが……なんで、そんな風になれるの?
あたし、花澄を傷つけたし、雷牙を傷つけたし、理依渡を傷つけたし……
それに……あたし……」
花澄
「あたしから、雷牙を奪おうと考えた?」
彩乃
「……」
花澄
「態度を見てたらね、なんとなく分かるよ。
でもね、あたしから言わせてもらえば、彩乃ちゃんのは恋じゃないな。
ただ身近に心を開けそうな人ができて、でもその人は自分以外にも同じように親しくしてるから、強引に独り占めにしたいって思ってるだけ。
……きつい言い方をするけど、理依渡にしたことと同じだよ」
彩乃
「……」
花澄
「……だからね。
もし孤立感を感じるなら、彩乃ちゃんから心を開かなきゃダメだよ。
彩乃ちゃんが心を開いて、言葉を発して接してくれれば、あたしももっと心を開けるし、親に対しても思いはきちんと言葉で伝えなきゃ。
何も言わずにいたずらに迷惑だけかけて、それで相手に察して欲しいなんて思ってたら、それはちっちゃい子供とおんなじだよ。
ちょっとずつでいいから、親にまっすぐに自分の気持ちを伝えてみよう」
彩乃
「……」
花澄
「……それで、もし、疲れてつらくなっちゃったら。
そのときはあたしたちが、心の支えになってあげる。
あたしの大切な家族である理依渡が大切に思ってる彩乃ちゃんだもん、当然のことだよ。
変な言い方だけどさ、あたしたちは家族なんだよ。
理依渡を中心としたもうひとつの家族。
だから、あたしを信じて、思いっきり頼ってくれていいからね」
彩乃
「……あたし、まだ花澄に心を開いてないのに」
花澄
「あたしが開いてる」
彩乃
「……」
彩乃
「……うん。ありがとう」ぎゅっ……
「彩乃ちゃん?」
彩乃
「あたし、花澄に迷惑かけてばっかりなのに……
なんで、花澄……あたしにそんな、優しくしてくれるの……?」ぽろ…ぽろ…
花澄
「……まあ、友達だからね」にこっ
彩乃
「!?」ぎゅっ
花澄
「大事な友達だから、むやみな扱いはできないよ。
親に迷惑をかけるのを肯定したりはしないけど、反抗期は誰にでもあることだもん。
彩乃ちゃんが苦しんでるときは、あたしはいつでも支えになるよ」なでなで
彩乃
「……それが……なんで、そんな風になれるの?
あたし、花澄を傷つけたし、雷牙を傷つけたし、理依渡を傷つけたし……
それに……あたし……」
花澄
「あたしから、雷牙を奪おうと考えた?」
彩乃
「……」
花澄
「態度を見てたらね、なんとなく分かるよ。
でもね、あたしから言わせてもらえば、彩乃ちゃんのは恋じゃないな。
ただ身近に心を開けそうな人ができて、でもその人は自分以外にも同じように親しくしてるから、強引に独り占めにしたいって思ってるだけ。
……きつい言い方をするけど、理依渡にしたことと同じだよ」
彩乃
「……」
花澄
「……だからね。
もし孤立感を感じるなら、彩乃ちゃんから心を開かなきゃダメだよ。
彩乃ちゃんが心を開いて、言葉を発して接してくれれば、あたしももっと心を開けるし、親に対しても思いはきちんと言葉で伝えなきゃ。
何も言わずにいたずらに迷惑だけかけて、それで相手に察して欲しいなんて思ってたら、それはちっちゃい子供とおんなじだよ。
ちょっとずつでいいから、親にまっすぐに自分の気持ちを伝えてみよう」
彩乃
「……」
花澄
「……それで、もし、疲れてつらくなっちゃったら。
そのときはあたしたちが、心の支えになってあげる。
あたしの大切な家族である理依渡が大切に思ってる彩乃ちゃんだもん、当然のことだよ。
変な言い方だけどさ、あたしたちは家族なんだよ。
理依渡を中心としたもうひとつの家族。
だから、あたしを信じて、思いっきり頼ってくれていいからね」
彩乃
「……あたし、まだ花澄に心を開いてないのに」
花澄
「あたしが開いてる」
彩乃
「……」
彩乃
「……うん。ありがとう」ぎゅっ……
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