キッカーの不定期更新日記
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長期休暇は読書とゲーム、これぞ健全な大学生。
ちょっと旅行に行こうとかそんな気の利いたことはしませんよ。
有名すぎて私がレビューする必要もないくらいですが、ブックレビュー。
博士の愛した数式
(小川洋子、新潮社、2003年8月30日発行、1500円+税)
80分しか記憶が持たない数学者と、その義姉に雇われた家政婦の「私」、それに家政婦の息子「ルート」を加えた3人が中心となるお話。
とにかくせつない、せつなさがこの作品の魅力。
この淡々と流れる文章の中にこれだけ濃密なせつなさを織り込めるのは、とても今の私にはできない芸当です。
時間と空気、とくにその場の雰囲気という意味の空気、それが文章全体を一定のリズムで流れてとても心をゆり動かされます。
数学の話は1問1問を丁寧に扱うため少なめですが、その「解く過程」が心地いいです。
数学好きな人にも嫌いな人にも、一見の価値あり。
今日はここまで、あでゅ~。
ちょっと旅行に行こうとかそんな気の利いたことはしませんよ。
有名すぎて私がレビューする必要もないくらいですが、ブックレビュー。
博士の愛した数式
(小川洋子、新潮社、2003年8月30日発行、1500円+税)
80分しか記憶が持たない数学者と、その義姉に雇われた家政婦の「私」、それに家政婦の息子「ルート」を加えた3人が中心となるお話。
とにかくせつない、せつなさがこの作品の魅力。
この淡々と流れる文章の中にこれだけ濃密なせつなさを織り込めるのは、とても今の私にはできない芸当です。
時間と空気、とくにその場の雰囲気という意味の空気、それが文章全体を一定のリズムで流れてとても心をゆり動かされます。
数学の話は1問1問を丁寧に扱うため少なめですが、その「解く過程」が心地いいです。
数学好きな人にも嫌いな人にも、一見の価値あり。
今日はここまで、あでゅ~。
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