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キッカーの不定期更新日記 (四季来々トップへはカレンダー下のリンクから戻れます)
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 昨日はBAMBOO BLADEとBAMBOO BLADE Bの発売日でした。
きっちり昨日買いましたが、なぜレビューが今日になったかというと。

内容が熱すぎて何度も何度も読み返しまくったからです。

久々に土塚先生の本気を感じた……!
これが4作品掛け持ちした上で作られる作品とか、本当なんなのこの人と。

ネタバレを含むので、感想は追記。

 【BAMBOO BLADE 13巻】

まず構成が普通じゃない。
読み始めてなんか違和感あるなと思ったら、目次がないんです。
それもそのはず、13巻に収録されてるのは第101話のみ。
ひとつの話でコミックスまるまる1冊使うとか、おそらく土塚先生だから許されるわがままなんでしょうね。
雑誌掲載時はどんな風になってたんだか。

タマちゃん、初めての敗北。
擬音なしでこれでもかと続く戦いはもどかしさを感じました。
そして敗北した後、部員のみんなに見せた顔が、もうね。
なんなの?って。なんでこんな表情できるの?って。
顔だけ言えば抜群にかわいい、バンブー全体でも最高にかわいい笑顔なんですけど、それがその表情を作らせた流れとアンバランスすぎて本当壊れそうな感じが痛々しさすら感じさせました。
もうここだけでヘタしたら泣きそう。

しかし話はまだまだ続く。
場所を移して、榊ウラVS沢宮エリナ。
エリナ=山田さんはブログで予想されてる方も多くて驚くところではなかったんですが、その気迫、闘志が熱い熱い。
「心をどこに置いてきた!!」「だから読めると言ってるだろう!!!」「だからそれじゃあ駄目だというのがわからないのかッ!!!」なんて、こんなセリフを彼女の口から、むしろバンブーで聞けるとは。

そして、覚醒。

前髪が乱れたウラの顔アップが、ぞくりと来ます。

そして本来の力を出したウラ。
太刀筋を読ませず、エリナを圧倒する、そのウラの能力。
「時を消し去る――!!!」

……
スタンド能力かよ!!

マジメなシーンなのに、ツッコまざるをえない。

さまざまな観衆のさまざまな思いをはらみ、戦いは延長戦へ。
エリナを完全に掌握し、天真爛漫なほどの天才ぶりを見せ付けるウラ。
絶望的な実力差を見せつけられ、それでもエリナは「楽しい」。
タマの心にめぐる疑問、コジローが見つけた「大人の強さ」。
そしてエリナの動きに変化が生じ――決着。

……熱い。
この戦いの熱さ、他のバトル展開とは根本的に違います。
うまく言えないんですが……読者の私自身も、突き詰めれば彼女たちと同じ次元というか。
彼女らの心情、葛藤、決意、問いかけ、全部私自身にも響いてくるんですよね。
今の私と彼女たち、何が違うのか……そんなことを考えてしまう話でした。

【BAMBOO BLADE B】

無印に比べたら軽いかと思ったら。
ジンの家庭環境、持田先生の過去、重い設定でびっくりしました。
なのに設定のわりに話はすがすがしく、さすがは土塚先生といったところでしょうか。
最初は家庭科部とかけもちだったり剣道やらないナナちゃんがメインキャラだったり中学舞台なのに小学生のケンちゃんがでばったりと寄り道が多くてまとまりがないなあと思ってたんですが、料理教室や家庭科部まできっちり話にからんでまとめ上げたのは脱帽です。

以下、思ったところを箇条書き。

・サリの胸、でかい。中3でこれ。
・「サイロシビン」て。本気の毒物じゃねえか。
・エプロン姿のユウが、なんというか、天使すなあ。
・107ページのレンジの構図がなんか色気ある。具体的に言うと、BLっぽ(ry
・「どうせ目指すなら全国だ」のもっちー、かっけえええ!!
・カグヤの髪型が世界観違う。

……こんなところでしょうか。
Bも無印も、最高にワクワクする巻でした。
というか土塚先生、本当にCもやる気みたいだ。

というわけで今日はここまで、あでゅ~。

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